新しくなった県海浜自然センターの「ふしぎな水そう」=福井県若狭町

新しくなった県海浜自然センターの「ふしぎな水そう」=福井県若狭町

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食事中の魚くっきり 福井県海浜自然センターが水槽新装 若狭町

福井新聞(2024年3月14日)

 福井県海浜自然センター(若狭町)はこのほど、餌やりで魚と触れ合える水槽「ふしぎな水そう」をリニューアルした。透明度が高くなり、魚がよく見えるようになった。

 同水槽は1辺2メートルの立方体型のアクリル製で同センターの目玉。地面から90センチの高さにある餌やりポケットは、水槽を真空状態にして、流れ出ようとする水の力と大気の圧力を釣り合わせることで水があふれない。経年劣化で真空状態にできなくなったため、昨年7月からリニューアル工事を進め、3月から供用開始した。

 水槽の厚みは5センチから6センチにして強度を高めた。ポケットは8個あり、幼児用の踏み台がある場所もある。3月8日現在、キジハタやメジナ、カサゴなど若狭湾の魚が11種類約80匹泳いでいる。餌は同センターで販売している。

 16、17日は水槽のお披露目も兼ねて北陸新幹線敦賀開業記念イベントを開く。じゃこ天作りや魚ストラップ釣りといった体験などを予定している。問い合わせは同センター=電話0770(46)1101。

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