北陸新幹線福井開業を記念し、宇宙と恐竜をテーマにしたトリックアート展が、福井県福井市自然史博物館分館セーレンプラネットなどで開かれている。宇宙や恐竜の世界に入り込んだような感覚を味わえる11種類のトリックアートを用意。訪れた家族連れらが、さまざまなポーズで写真を撮影し楽しんでいる。4月7日まで。
同博物館が、新幹線開業を機に恐竜博物館などを目的に来福した観光客へ、恐竜にちなんだ展示を楽しんでもらおうと企画。同分館内のほかハピリン1、2階の通路にも展示し、各所でトリックアートを楽しめるようにした。
分館内では月面着陸やロケットの打ち上げシーンといった宇宙関連の作品、恐竜に乗っているように見える作品など7点が並ぶ。3月27日には親子や友人同士で訪れた人が、思い思いのポーズで記念の一枚を撮影していた。
初めて訪れたというあわら市の2人は「恐竜の絵がきれいで子どもたちが喜びそう」と笑顔だった。
同分館内のドームシアターでは恐竜の進化に迫る映像作品も上映している。展示の担当者は「来館したことがない県民も多いと思うので、足を運びいろんなコンテンツを楽しんでほしい」と話した。
入館料は一般410円(常設展の観覧料込み)。高校生以下と70歳以上は無料。ドームシアターは別途料金がかかる。
ハピリン1、2階では恐竜に乗ったり、食べられそうになったりしているような場面の4種類を展示しており、無料で楽しめる。