福井県都を桜色に染め上げるライトアップが、福井市内の各所で行われている。幻想的な雰囲気が楽しめる福井城址(じょうし)、カラフルな光に彩られたハピテラスや恐竜モニュメントなど日中とは違った姿があちこちに。桜が見頃を迎えそうな週末にお出かけしてみてはいかが。
福井城址の石垣を照らすライトアップはこの時季ならではの桜色仕様で、木々や石垣が漆黒の水面に映り幻想的な雰囲気。道行く観光客らが感嘆の声を漏らしカメラを構えていた。4月30日まで。
市観光交流センター屋上広場には、恐竜モニュメント・フクイティタン2体の長い首でハート形を表現したフォトスポットがある。夜になるとピンク色の光に彩られ、写真を撮る人の姿も。福井駅西口はハピテラスの屋根部分やバスロータリーが桜色に染まり、通行人の目を楽しませている。
泉橋から幸橋までの足羽川左岸では、県が社会実験で設置した「FUKUI」の文字のモニュメントと桜のライトアップのコラボが楽しめる。福井駅周辺と合わせ13日まで。
足羽山の愛宕坂と横坂では「灯(あかり)の回廊」を実施。あんどん140基が風情ある景観を優しく彩る。越前和紙のオブジェによるフォトスポット「すきあかりの小回廊」も見どころ。無料でレンタルしている手ちょうちんを持ち、家族連れや友人同士で夜の散歩を満喫する人も多い。12、13日に実施する。