六条大麦の畑の中を散策する参加者=5月19日、福井県福井市殿下町

六条大麦の畑の中を散策する参加者=5月19日、福井県福井市殿下町

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日本一の六条大麦畑を探検だ! 福井市殿下町で催し ストロー作りも

福井新聞(2024年5月21日)

 福井県が生産量日本一を誇る六条大麦について知ってもらうイベントが5月19日、福井市殿下町の大麦倶楽部(くらぶ)本社などで開かれた。参加者は麦秋を迎えた畑の中を散策し、麦わらストローを作って楽しんだ。

 大麦の加工食品製造販売の同社は、2019年から大麦の茎を使った麦わらストローを販売。福井県が全国の六条大麦の約25%を生産する産地であることをアピールするとともに、麦わらストローを通じて持続可能な社会を考えてもらおうと、毎年この時期にイベントを開いている。

 県内外から親子ら21人が参加した。重久弘美社長から大麦の種類や用途について学んだ後、近くの畑を散策。長さ1メートル以上に育った黄金色の穂をかき分けて進み、茎をはさみで切り取ってストローを作った。

 進徳小1年の児童は「麦の穂は触るとチクチクした。畑もきれいで、ストローもうまく作れた」と話していた。

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