福井県敦賀市の市文化協会主催の文化展が6月6日、市プラザ萬象で始まった。フラワーデザインや書画、俳句など6団体の愛好家78人が163点を出品。体験コーナーも人気で、来場者が熱中して取り組んだ。9日まで。
フラワーデザインでは、カーネーションのプリザーブドフラワーで華やかなドレスを表現した作品などが目を引く。書画コーナーには竜が舞う様子を描いた作品や、大胆な筆致で「墨魂(ぼっこん)」としたためた作品が並べられている。
短歌は、ひ孫を保育所に連れて行ったり、列車通学の孫からラインスタンプを受け取ったりと日常の何げない幸せを詠んだ作品が多くあった。
「hari hari works」は観賞用のハーバリウム作りのワークショップを準備。赤レンガ倉庫や気比神宮の大鳥居などのシールも用意され、参加者は、花とともに瓶に入れながら「敦賀の土産物としても良さそう」と話していた。