金沢青年会議所(JC)の「かなざわ燈涼会(とうりょうえ)2015」(本社特別協力)は28日、金沢市の浅野川かいわいで3日間の日程で開幕した。ひがし、主計町(かずえまち)茶屋街周辺では町家や茶屋で作品を展示する「浅野川工芸回廊」が始まり、観光客が工芸の魅力に触れた。
東山1丁目でオープニングセレモニーが行われ、金沢JCの北村宜大理事長、山野之義金沢市長、秋元雄史金沢21世紀美術館長があいさつし、テープカットが行われた。浅野川工芸回廊では、過去最多となる36会場で陶芸や漆器、ガラスなどの工芸作品が並んだ。
燈涼会は30日までで、29、30日には東料亭組合で回廊出展作家の器を使った「燈涼茶会」が開かれる。