「大名行列」の諸道具を展示する飯田市知久町のお練りサロン

「大名行列」の諸道具を展示する飯田市知久町のお練りサロン

長野県 伊那路 祭り・催し

飯田「お練りまつり」、サロンで発信 過去の写真や道具を展示

信濃毎日新聞(2016年1月26日)

 3月25~27日に飯田市街地で開催される7年目に一度の南信州最大の祭り「飯田お練りまつり」に向けて、飯田商工会議所(飯田市)と、行政や商工観光の関係者らでつくる飯田お練りまつり奉賛会は25日、まつりの魅力を発信する「お練りサロン」を市内2カ所に開設した。過去の写真や、お練りで使った道具や獅子頭などを展示し、PRしている。

 お練りまつりは飯田市宮の前にある大宮諏訪神社の「式年大祭」に合わせて奉納。多くの獅子舞や伝統芸能が中心市街地で披露される。前回の2010年は42団体が出演し、3日間で延べ約32万人の観客が訪れた。飯田商議所によると、今回は25日時点で過去最多の46団体の出演を予定しているという。

 この日は、同市中央通りと知久町に開設した両サロンでそれぞれオープニングセレモニーを開催。テープカットをし、関係者が見学した。サロンは初めて設置した前回に続いて開設。中央通りのサロンには、主要な出し物「東野大獅子」の獅子頭や獅子を操る「宇天王(うてんのう)」の面を、知久町では主要な出し物の「大名行列」で役者が持つ「化粧傘」などを飾った。

 飯田商議所の柴田忠昭会頭(73)は「一人でも多くの人にサロンに訪れてもらい、お練りまつりの理解を深めてほしい」と話していた。

 サロンは、ともに3月27日までの午前10時~午後6時に開く。月曜定休。

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