約110種類の信州産ワインを楽しめる「2016信州ワインサミットin松本」が22日、松本市中央の花時計公園に設けた会場で始まった。松本地方の経営者らでつくる「松本オクトーバーフェスト実行委員会」の主催で、3回目。約700席が用意された会場は、ワイン好きや家族連れでにぎわった。
県内38のワイナリー(ワイン醸造所)の銘柄が味わえるほか、中信地方の飲食店による地元の食材を使った料理を楽しめる。ステージではソムリエのワイン紹介や地元ミュージシャンの演奏も。夫婦で訪れた会社員の小林靖典さん(52)=松本市=は「銘柄ごとに味や香りに個性がある。飲み比べて違いを楽しんでいる」と話した。
催しは、県産ワインの消費拡大や地域の活性化が狙い。昨年までは秋に開いていたが、今年は6月にした。昨年は11日間で約2万8千人が訪れ、今年は27日までの6日間で約1万人の来場を見込む。ワインは1杯300円から。ワインはボトルで買うこともできる。
平日午後5〜9時、土日曜は午前11時〜午後9時。