傘を手にした人でにぎわったひがし茶屋街=金沢市東山1丁目

傘を手にした人でにぎわったひがし茶屋街=金沢市東山1丁目

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茶屋街に傘の花 県内、雨の連休中日

北國新聞(2016年9月19日)

 18日の石川県内は前線を伴った低気圧の影響で雨が降った。午後6時までの24時間降水量はかほく106・5ミリ、金沢101・5ミリとなった。金沢で24時間降水量が100ミリを超えたのは2014年8月以来となった。
 県危機対策課によると、計10河川で一時氾濫注意水位を超えた。金沢市松寺町では、側溝の水があふれ、市道約30メートルが冠水した。
 JR七尾線は雨量が規制値を超え、津幡-宇野気駅間の上下線で一時徐行運転した。特急、普通列車計10本が最大68分遅れ、約700人に影響した。
 金沢市のひがし茶屋街では、目抜き通りを埋めるように傘の花が咲き、訪れた人はしっとりとした茶屋街の風情を楽しんだ。
 金沢地方気象台によると、19日正午までの24時間降水量は多い所で加賀、能登ともに50ミリと見込まれる。気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼び掛けている。台風16号は21日明け方から午前中にかけて、県内に最接近するとみられる。

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