高岡市の伝統産業・高岡鋳物をテーマにした映画「デンサン」の撮影が27日、初めて射水市内で行われた。主人公とヒロインが新湊地域の内川を巡る遊覧船に乗ってデートを楽しむ場面を撮った。
映像制作会社代表の金森正晃さん(高岡市横田本町)が脚本・監督を務め、お笑い芸人の西野亮廣さん、ヒロインは女優の山本真由美さんが主演する。今月6日にクランクインし、鋳物を作る場面などを高岡市内で撮影してきた。
青空の下、西野さんと山本さんが遊覧船でデートするシーンを撮影。金森監督は2人に演技指導をせず、デートを楽しむ自然な雰囲気を引き出した。2人は風情漂う川沿いの景色を写真に収めるなど"船上デート"を満喫した。
9月の撮影は終了し、10月5日から高岡市内で再開する。来年春の公開を予定している。