動物写真家岩合(いわごう)光昭さんの写真展「ねこ」(信濃毎日新聞社など主催)が17日、東筑摩郡山形村の商業施設アイシティ21で始まった。岩合さんがライフワークとして40年以上撮り続けている猫の写真約180点を展示。国内外で捉えたさまざまな表情を紹介している。4月2日まで。
日なたぼっこや散歩をする姿のほか、まぶたに肉球を当てられた人が気持ち良さそうにしている1枚、お年寄りにおんぶされ、くつろいでいるかのような写真もある。来場者は「これは傑作」「笑えるね」などと楽しんでいた。
自宅で長年猫を飼っているという松本市の鈴木晴子さん(77)は「岩合さんのファン。しぐさも表情も、寝ているのもすごくかわいい」と話していた。
午前10時〜午後7時(最終日は午後5時)、入場料600円(高校生以下無料)。27日午後2時から、岩合さんのギャラリートークがある。入場券が必要。
会場では、一般から募集した猫の写真約400枚も展示している。