夏に向けて富山市古沢の富山ガラス工房で、風鈴の制作が最盛期を迎えている。11日も工房スタッフのガラス作家が涼やかな色合いの作品を作っていた。
同工房第2工房でスタッフの杉江真奈実さん(36)と古賀雄大さん(28)が、溶解炉で熱したガラスを吹きざおで膨らませ、色ガラスを混ぜて模様を付けたり、金具で形を整えたりした。工房では6月中旬からスタッフや県内作家の風鈴を展示販売する。杉江さんは「少し不思議で見入ってしまうような作品作りを心掛けている。いろんな作家の個性を楽しんでほしい」と話していた。