氷見市の氷見魚市場に22日、石川県七尾沖の定置網に入ったクロマグロ(夏マグロ)2本が水揚げされた。「夏の使者」の到来に、漁業関係者はこれからの本格的なシーズンの訪れに期待を寄せた。
クロマグロは先週から揚がり始めた。この日水揚げされたのは、50キロ台の丸々としたクロマグロ。市場に並べられると、仲買人が早速、脂の乗り具合や身の厚さなどを確かめて競り落とした。市場関係者は「今後の水揚げに期待したい」と話した。
氷見でのクロマグロの水揚げは例年6月がピークで、7月中旬まで続く。