1日の石川県内は、暖かく湿った空気が入り込み、晴れや曇りとなった。最高気温は加賀市菅谷26・1度、金沢25・5度など、全11観測地点のうち5カ所で夏日を記録した。夜には大気の状態が不安定となり、金沢地方気象台は一時、県内全域に竜巻注意情報を出して注意を呼び掛けた。
衣替えを迎え、金沢市の茶屋では、ふすまなどが竹を編んだ簾戸(すど)に取り換えられた。ひがし茶屋街の国重要文化財「志摩」(東山1丁目)では、2階広間などのふすまや障子が簾戸になり、部屋内に吹き込む爽やかな風が観光客らの涼感を誘った。