松本市のアルプス公園で23日、野外音楽フェス「りんご音楽祭」が2日間の日程で始まった。ロック、ヒップホップなど186組のアーティストが出演。大勢の若者らが音楽に合わせて体を揺らしたり、じっくりと聴き入ったりして楽しんだ。
市内のクラブ・ライブハウス「瓦RECORD」などでつくる実行委員会主催。この日は歌手の野宮真貴さんら約100組が、広々とした公園のあちこちに設けられた七つのステージで同時進行で演奏やトークを繰り広げた。
ステージ近くで跳びはねて盛り上がる若者や、芝生でくつろぎながら耳を傾ける家族連れの姿も。横浜市から友人2人と訪れた小久保陽香さん(27)は「ステージ間の距離が近くて移動しやすい。アーティストとの距離も近くて楽しい」と話していた。
24日も午前9時から午後8時まで行われる。当日券は8500円で現地販売する。