夏の夜空と小矢部川の川面を彩る花火(多重露光)=南砺市福光

夏の夜空と小矢部川の川面を彩る花火(多重露光)=南砺市福光

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夏の夜空染める 福光・なんとめでた花火大会

北日本新聞(2018年7月28日)

 第63回なんと福光ねつおくり七夕祭りの「なんとめでた花火大会」は27日、南砺市福光の小矢部川河川敷で開かれた。約800発が夏の夜空と川面を染め、大勢の見物客を魅了した。

 協賛企業のメッセージを読み上げながらの打ち上げに続き、恒例の「音楽花火」がスタート。ポップソングのリズムに合わせてスターマインが打ち上げられた。赤や緑、金など色とりどりの光のシャワーが夜空を彩った。橋の上から花火が滝のように流れ落ちる演出もあり、家族連れやカップルが歓声を上げた。

 この日は子どもみこしオンパレードなど多彩なイベントが繰り広げられ、七夕飾りに彩られた福光中心商店街がにぎわった。

 祭りは29日まで。28日は福光太鼓競演会、よさこい演舞などがある。祭りと花火大会は北日本新聞社共催。

■ねつおくり七夕祭り、「痛車」に萌え~
 第63回なんと福光ねつおくり七夕祭り2日目の27日、南砺市福光地域中心部では、アニメキャラクターを車にラッピングした「痛車(いたしゃ)」の展示や地元園児たちのステージなど、多彩なイベントが繰り広げられた。

 本町商店街では同日、痛車14台の中からお気に入りの1台に投票してもらう「痛車コンテスト」が始まった。県内外の車や自転車を通りに並べ、商店やビアガーデンなど25カ所に設けた投票箱で、28日午後8時まで投票を募る。投票した10人には抽選で、同商店街で使える商品券5千円分を贈る。

 コンテスト初日の27日は6台が通りに展示され、訪れた人が興味深そうに見入っていた。問い合わせは福光本町商盛会の中村和靖さん、電話090(9761)3181。北日本新聞社後援。

 JR福光駅前では同日、同市吉江地区(福光)の「がんばる吉江いきいき祭り」が始まり、地元園児がステージで元気に踊った。28日までで、同日午後6時半からは目玉イベントの「サマージャンボもちまき」を実施。ねつおくり太鼓の演奏やフラダンスの披露などもある。

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