福井県大野市稲郷の「どんグリーン広場」で約2万本のヒマワリが見頃を迎えている。秋の気配が近づく中、夏を名残惜しむかのように元気よく咲き誇っている。
広場は市内事業所などでつくる環境保全団体「越前おおのエコフィールド管理・運営協議会」の活動拠点。市民に活動を広く知らせ憩いの場にしようと、団体に参加している一般財団法人「越前おおの農林樂舎」が6月中旬、約5千平方メートルに種をまいた。
8月中旬に咲き始め、21日には黄色い大輪がそろって青空に顔を向けた。近くの上庄保育園児も散歩に訪れ「迷路みたいで楽しい」と満面の笑みを見せた。家族連れや写真愛好家らも訪れ、のどかな田園を彩る花々に見入っていた。
越前おおの農林樂舎によると、花は今月末まで楽しめそう。