カニ漁が解禁された6日、石川県沖で漁獲したズワイガニの雄「加能ガニ」や雌のコウバコガニを積んだ漁船が県内の漁港に続々と帰港し、水揚げ作業に励む漁船乗組員で埠頭(ふとう)が活気づいた。
金沢港では6日午後1時すぎから、前日深夜に出港した約20隻が帰港し始めた。カニと氷が詰まった箱が陸に揚げられ、同日夜には港内にある県漁協かなざわ総合市場で初競りが行われた。
県内からは金沢のほか、珠洲17隻、輪島40隻、加賀8隻、志賀5隻が出漁した。漁期はコウバコガニが12月29日まで、加能ガニが来年3月20日までとなっている。