Ｊ２の参戦４年目を２２チーム中、１３位で終えたツエーゲン金沢が２２日、金沢市のＡＮＡクラウンプラザホテル金沢でシーズン報告会を開いた。西川圭史ゼネラルマネジャーは熱い声援に感謝し「Ｊ１昇格を願う声に応えられるよう着実に前進したい」と来季の飛躍を誓った。
　スポンサー企業の関係者やサポーターら約７００人が参加した。選手入場に先立ち、米沢寛社長が長く支援を続けてきたパートナー企業を表彰。来賓を代表して山野之義金沢市長が祝辞を述べ、スポーツ振興石川県議会議連の下沢佳充会長の発声で乾杯した後、退団するマラニョンら各選手は会場を巡ってファンと気さくに交流した。
　今季は過去最多の勝ち点５５を記録。ホーム戦はわずか４勝にとどまったが、一桁順位も狙える好位置で戦った。３年目の来季も指揮を執る柳下正明監督は「一つでも多くの勝利を目指す」と力を込め、廣井友信主将は温かい支援を呼び掛けた。