福井県大野市和泉地区にある福井和泉スキー場のオープンを前に12月6日、ゲレンデの麓で安全祈願祭が営まれた。関係者約20人が集まりシーズン中の安全を祈った。15日オープンの予定。
営業準備は終わり、降雪を待つばかり。スキー場を運営する福井和泉リゾートの巣守和義社長は「無事に安全に、皆さんに楽しんでいただけるよう頑張っていく」とあいさつした。
スキー場は全6コースあり、滑走距離は最長1500メートル。上級者向けコースには、パイプやキッカーなどの18アイテムに加え、新たにストレートレール(全長6メートル)と三角柱のボックスが登場する。
また今季はウエアや道具のレンタルとリフト券、4時間レッスンを通常の半額程度で提供する「まるごとパック」(9900円)を用意。新たな客の開拓を狙う。
昨季は12月中にオープンしたものの、大雪や雪崩による通行止め規制が影響し来場者は2万1199人と伸び悩んだ。今季は東南アジア圏のバスツアー客3千人を含め、計3万人を目指している。