小矢部市と石川県津幡町の境にある倶利迦羅不動寺で28日、お守りやお札などを燃やす「お焚(た)き上げ」があり、訪れた人が静かに手を合わせ、ことし一年間の息災に感謝した。
1年の締めくくりとなる縁日「納め不動」に合わせて毎年行っている。本堂前には祭壇が設けられ、お札やだるまなどを入れた。
雪が降る中、五十嵐光峯住職らが読経した。参詣客は住職からおはらいも受け、1年間の健康や安全に感謝した。本堂で護摩法も営まれた。
同寺では1月1~8日に初護摩法が営まれ、三が日は約7万人の初詣客を見込んでいる。