羽咋市の羽咋白百合幼稚園で10日、年長児24人が感性豊かに卒園記念の焼き物づくりに取り組んだ。
園児は、同市寺家町の能登大社焼2代目窯元で北國新聞文化センター講師の礒見篤介さん(68)の手ほどきを受けて絵皿づくりに挑戦。粘土を手で丸めて伸ばし、板でたたいて平たくした後、縁を伸ばした。その後にへらを使って星や花、昆虫、恐竜など思い思いの絵やデザインを描いた。
真剣な面持ちで制作に取り組んだ園児は「お絵かきするのが楽しかった」などと感想を語った。絵皿は約1カ月間乾燥させた後、能登大社焼で焼き上げる。