職人の卓越した技と、感性の光る品を紹介する「日本の職人展」が13日、富山大和で始まり、来場者が日本のものづくりの魅力に触れ、気に入った品を買い求めている。19日まで。
初登場の瀬戸切子(愛知)、桐のベッド(新潟)など5店を含め、全国の42店のブースが並ぶ。シンプルなデザインで機能性を追求した靴(兵庫)、藍染めの伝統技法を生かした衣類(群馬)、高級素材を使った創作帽子(岡山)など多彩な品がそろっている。字書き職人(奈良)の表札への名前の書き込み、瀬戸切子職人の飾り細工などの実演もある。
明治、大正期に米国へ輸出された陶磁器「オールドノリタケ」の展示即売会も同時開催している。