富山市の富岩水上ラインを運航する新艇「ka(か)n(ん)su(す)i(い)」が23日就航した。2019年の運航もスタートした。
環水公園と岩瀬地区を結ぶ水上ラインは、09年から県と富山市が共同運航。より多くの人が乗船し、一層のにぎわい創出につなげようと4隻目となるkansuiを就航させた。
現行船「fu(ふ)ga(が)n(ん)」を受け継いだスタイリッシュなデザインが特徴で、冷暖房、トイレを装備。船体には県の主要産業であるアルミを使用し、屋根にはソーラーパネルも装備した。定員は55人。
就航式があり、石井隆一知事は「多くの方に楽しんでいただき、まちなかの魅力を堪能してもらいたい」とあいさつ。愛宕保育所の園児12人がくす玉割りで就航を祝った。記念乗船もあった。
23日~11月24日に通常運行するほか、11月25日から来年1月5日までの冬季も稼働する。毎年好評の「お花見運河クルーズ」は30日~4月5日、「お花見ナイトクルーズ」は30日~4月7日に行う。