全国都市緑化信州フェア「信州花フェスタ」は、開幕から間もなく1カ月。実行委員会事務局によると、来場者は50万人に迫っている。主会場の県松本平広域公園(松本市・塩尻市)で23日に開かれた「全国都市緑化祭」の記念式典には秋篠宮家の長女眞子さまが出席された。
花フェスタは4月25日に開幕。5月25日には松本市街地の花時計公園などがサテライト会場に加わり、主会場では絵本画家いわさきちひろ(1918〜74年)の作品に花を組み合わせた展示が始まる。
実行委事務局によると、主会場の大花壇「北アルプスと花の丘」の頂上辺りでは、開幕の際は咲いていなかったピンク色の「アグロステンマ」が満開間近。6月16日の閉幕まで見頃が続く見込みという。一部の花壇では花を植え替え、来場者が楽しめるようにしている。千曲市から訪れた古川克雄さん(71)は「こんなにすてきとは思わなかった」と喜んでいた。
眞子さまは式典出席後、松本市内の市美術館や旧制松本高校を見て回った。