手作りの雑貨やスイーツ、創作体験などのブースを一堂に集めた「はぴりんマルシェ」が6月2日、福井県福井市のハピリンで開かれた。会場は品定めする来場者で終日にぎわった。にぎわい創出へ今後、毎月第1日曜に定期開催される。
ハピリン商業フロアを管理するハピリンモールが集客を図ろうと、毎年1回開かれていた「はぴりんくらふとマルシェ」を衣替えして定期開催することにした。出店料を1ブース千円に抑え、県内で起業を考えている若者や、新たに小売業に挑む事業者らを後押しする目的もある。
本年度最初のマルシェとなるこの日は、会場のハピリン2階しあわせ広場に11団体が出店。手作りの布雑貨やアクセサリー、県産素材にこだわったカラフルなおはぎ、世界中から厳選したオリーブオイルなどがずらりと並んだ。保存液の入った瓶に花を入れた「ハーバリウム」(植物標本)作りや、好みの香りから性格や体質を診断する体験ブースもあった。
ビーズネックレス作りを楽しんだ福井市の親子は「開催日が決まっていると行きやすい。福井駅周辺で遊ぶ時にまた来たい」と話していた。
出店者は常時募っている。問い合わせはハピリンモール=電話0776(20)2020。