射水市新湊地域中心部を流れる内川沿いを灯籠などで彩るイベント「内川十楽の市・夏の夜の彩り」が26日始まった。内川沿いに手作りの灯籠約1800個が並び、一帯は幻想的な光に包まれた。27日まで。
「日本のベニス」と呼ばれる内川の魅力を発信しようと、地元のNPO法人「水辺のまち新湊」や地域振興会など28団体でつくる実行委員会が10年ほど前から毎年実施している。
メインとなるペットボトルの灯籠には、市内の幼稚園や保育園、小学校、福祉施設から集めた絵が貼られている。この日は、内川沿いの11自治会の住民らが灯籠を並べ、ペットボトルの中のろうそくに火を付けた。訪れた子どもたちは、自分が描いた絵が貼ってある灯籠を見つけて喜んでいた。ことしは竹灯籠も登場。六つの橋にはイルミネーションが設置された。
27日は、番屋カフェや西宮神社周辺などでのジャズライブやキャンドル作りのワークショップといった多彩な催しを繰り広げる。北日本新聞社後援。