福井県永平寺町の魅力を発信するイベント「永平寺町秋浪漫(ろまん)」が10月5日、同町東古市のえちぜん鉄道永平寺口駅周辺で開かれる。同町と奥越の地酒の飲み比べ、地元自慢の食、ジャズ演奏などを楽しめる。
2016年から町内でエリアを変えて開催している。今年は東古市、高橋、法寺岡、山の4区を中心とした実行委員会が地元主体で企画しているのが特徴だ。
日本酒の飲み比べは、永平寺町と勝山、大野両市にある8酒蔵の秋限定ひやおろしを千円(税込み)でセット販売し、蔵ごとの味の特長や違いを堪能できる。飲食ブースはアユの塩焼き、葉っぱ寿司(ずし)、里芋の煮っ転がし、ホルモンうどんなど地元の美味を中心に販売される。
ステージイベントは、同町の龍童(りんどう)太鼓や永平寺中吹奏楽部の演奏、サックス奏者の白井淳夫さんらによるジャズライブがある。
赤レンガ倉庫前では旧3町村時代の映像を公開する。同町を拠点に活動するハンドボール日本リーグ男子の北陸電力ブルーサンダーの選手らはシュートの的当てゲームを企画し、来場者と交流する。
イベントは午後2時から9時まで。問い合わせは町商工観光課=電話0776(61)3921。