小矢部産ハトムギをPRするため、小矢部市などは2日、あいの風とやま鉄道の観光列車「一万三千尺物語」にブースを設けた。ハトムギビールなどを提供し、ハトムギのおいしさや美容効果を伝えた。
小矢部市はハトムギの生産量が日本一で、地元産を「小矢部ブランド」に認定している。
この日は市と市観光協会、JAいなばが同列車に初めてブースを出した。富山-泊間の富山湾鮨コース、富山発で高岡-黒部間を巡る懐石料理コースでハトムギ茶を無料で配った。ハトムギのシリアルやメルギューくんグッズなどを販売。ハトムギビールは試飲もあり、乗客からは「口あたりがいい」と好評だった。
ハトムギビールが常時飲めるのは市内の飲食店1軒のみ。市の担当者は「ぜひ小矢部に来て、地元の食材を使った料理と一緒に味わってほしい」とした。