真空ポンプなど製造の樫山工業(佐久市)は14日夜、発光ダイオード(LED)約25万個を使ったイルミネーションの点灯を佐久市根々井の本社工場で始めた。国道141号沿いの敷地にトナカイや雪だるま、高さ約6メートルのクリスマスツリーなどをかたどった電飾が約250メートルにわたって輝き、通り掛かる人の目を楽しませていた。
2005年に始まり、15回目。今年のテーマは「雪の女王 光のお城」。社員が半年ほど前からデザインを作り、約1カ月かけて飾り付けた。点灯式で、青や白を基調とした高さ約11メートル、幅約20メートルの「氷の城」や、トナカイに引かれたそりとサンタクロースなどの電飾がともされると、訪れた家族連れらが「おお」と歓声を上げた。
近くの自営業吉谷加奈子さん(46)は「毎年楽しみにしている。今年も迫力があってきれい」と話していた。
点灯は来年2月29日まで。各日午後4時半〜午前0時。