荷さばき場に並んだブリ=能登町の宇出津港

荷さばき場に並んだブリ=能登町の宇出津港

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能登にブリ156本 宇出津港、今季3回目100本超え

北國新聞(2019年12月16日)

能登町の宇出津港で15日、ブリ156本が水揚げされた。100本を超える水揚げは今季3回目で、うち重さ10キロ以上が対象の「宇出津港のと寒ぶり」は今季最多の21本だった。今季は低調が続いていただけに、久々のまとまった水揚げに港は活気づいた。
 ブリは能登町沖の定置網に掛かり、106本が石川県漁協能都支所で競りに掛けられ、残り50本は金沢中央卸売市場に運ばれた。同支所の地域ブランド「宇出津港のと寒ぶり」は最大12・1キロで、荷さばき塲には丸々としたブリが並んだ。
 能都支所によると、シーズン入りした11月から今月15日までの水揚げ量は1956本(16・5トン)で、豊漁だった昨年11、12月の2万759本(191トン)を大きく下回っている。
 シーズン序盤は海水温が高めに推移し、餌のイワシ類などが少なかったことが水揚げ量に影響したとみられ、同支所の担当者は「水温は低くなってきており、今後の豊漁が期待できる」と話した。

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