来春リニューアルオープンする氷見市漁業文化交流センターのプレオープンイベントが21日、同センターであり、仮想現実(VR)映像を映し出す4面大型スクリーンがお披露目された。
正面240インチ、左右各100インチの大型スクリーンに加え、正面手前の下側にもスクリーンを備えた。VRシアターと名付け、視野いっぱいの映像を楽しめる。現在映像を作成中で、オープン時には富山湾の海中や船上にいるような臨場感あふれる画面を楽しめる。
この日は正面スクリーンだけを使い、映像のイメージとリニューアル後の概要を紹介した。天井から下げた定置網に魚の樹脂プレートが取り付けられており、スマートフォンをかざすと魚の情報を知ることができる「AR(拡張現実)ストリーム」、魚の仕分けや漁法観察を疑似体験できる「ハンズオンひみ」のコーナーを設ける。整備費は約1億円。3月にオープンする。
アンティーク雑貨やジビエ料理など県内外29店による「からしま蚤(のみ)の市」もあり、にぎわった。