七尾市一本杉町の高澤商店は3日までに、疫病を払うとされる妖怪「アマビエ」を描いた和ろうそくの販売を始めた。新型コロナウイルスの早期終息を願い、職人が半人半魚の姿をした妖怪を一本ずつ手描きした。
ろうそくは黒と白の2種類で「病魔調伏」の文字も書かれている。高澤久(ひさし)代表(47)は「古くから、火には邪気を払う力があるとされている。炎を見て心が安らいでくれればうれしい」と話した。
ろうそくは1本880円(税込み)、燭台(しょくだい)とセットで2750円(同)。オンラインショップのみで販売する。