白山市瀬波の市研修交流館「白山里」は17日までに、同市吉野の観光施設「吉野工芸の里」で活動する作家の作品を展示するコーナーを館内に設けた。さまざまな作品の魅力を紹介し、吉野谷地区の施設巡りを促す。
コーナーは「ギャラリー8930(はくさんり)」と名付け、館内ロビーの一角に陶器や木工製品、アクセサリーなど作家約10人の計50点を並べた。鎌倉末期に選定されたと伝わる同地区内の景勝地「吉野十景」も紹介した。
吉野工芸の里には、白山里のパンフレットを配置している。白山里の吉川光久総支配人は「来館者が互いの施設を回ってもらえるように連携を深めたい」と話した。