能美市宮竹町の宮本酒造店は14日、来年の干支(えと)「丑(うし)」を描いた九谷焼ボトルを完成させた。今回からデザインを赤絵に一新。市特産の加賀丸いもを使った焼酎「のみよし」を詰めて販売し、多くの人に新年を華やかに祝ってもらう。
干支ボトルは2008年に販売を開始し、九谷焼作家武腰一憲氏が監修していた。12年目の今年、全ての干支が描かれたボトルがそろったため、今回から新たに市内の作家福島礼子さんにデザインを担当してもらうことにした。ボトルには親子の牛が寄り添う愛らしい姿が描かれている。
受注生産とし、720ミリリットル入りを税込み1万2100円で取り扱う。予約の締め切りは第1弾が31日まで、第2弾は11月30日を予定している。