YOSAKOIソーラン日本海本祭の代替イベント「演舞会」(北國新聞社後援)は18日、宝達志水町と内灘町で行われた。メイン会場の宝達志水多目的グラウンドでは、広々とした芝生上で、11チーム約330人が躍動感あふれる演舞を存分に繰り広げ、観客に元気と感動を届けた。
出演団体は6~15分の持ち時間で2度演舞した。新型コロナウイルス感染症対策として、芝生上のステージを通常よりも広くし、来場者はマスク着用で、入り口で手指消毒を実施した。
結成10年目を迎えた「金大"彩-IRODORI―"」は1、2年生約60人が今年のオリジナル曲「青天翔」を初披露した。青春をテーマに、メンバーがこれまで経験したことや思いを伝えた自信作で、10代目代表の川上晴菜さん(19)は「モットーである楽しく踊ることが実践できて良かった」と笑顔を見せた。
「The日本海&北國新聞」は、青い布を付けた扇で日本海の波や里山の風を表現する今年のオリジナル曲「加賀百万石の響 炎の舞」を踊った。総踊りでは、出演者全員で「踊れ日本海」などを舞い、フィナーレを飾った。
会場では「金大"彩-IRODORI―"」と「The日本海&北國新聞」、YSKに2020年優秀作品賞が贈られた。
内灘町の「道の駅内灘サンセットパーク」にはサテライト会場が設けられ、今月中にインターネット上で配信される動画の収録が行われた。
YOSAKOIソーラン日本海組織委の選抜チーム「The日本海&北國新聞」など10チーム約300人が出演した。フィナーレの総踊りでは、出演者全員が「踊れ日本海」「ソーランブースト」の2曲で、迫力あるステージを繰り広げた。収録された動画は、組織委のホームページで公開される予定。