志賀町富来の増穂浦(ますほがうら)海岸に打ち寄せられる桜貝をアピールしようと、町富来商工会女性部は16日までに、初のウェブ展示会「さくら貝の作品展」(北國新聞社後援)を始めた。アクセサリーや貝細工、インテリア・雑貨、写真・絵画など45点が出品され、地元の「宝」の魅力を伝えている。
「日本小貝3名所」の一つに数えられる同海岸に打ち寄せられる桜貝は直径約2センチの二枚貝で、花びら程の薄さの透き通ったピンク色の貝殻が特徴。地元で幸せを呼ぶとされる貝を生かし、地域を盛り上げようと企画した。
戸坂真知子部長は「自宅で桜貝の作品を楽しみ、温かい気持ちになってもらえたらうれしい」と話した。桜貝をテーマとした女性部制作のプロモーション動画も公開しており、いずれも同商工会ホームページから見ることができる。来年2月28日まで。