七尾市と穴水町にまたがる、のと里山海道別所岳サービスエリア(SA)の観光物産施設「奥能登山海市場」で25日、高さ2・1メートルの門松1対が設置され、年越しの準備を整えた。
趣味で門松作りに取り組む門前文夫さん(69)=能登町松波=が集めた松や竹、ナンテンなどを使い、約3時間かけて仕上げた。今年は新型コロナの影響で客足が伸び悩んだため、商売繁盛を願い黄金色の実をつけたセンリョウを取り入れた。
施設の橋爪和夫店長は「つらい1年だったが、迫力ある門松で気持ちを新たに、明るく新年を迎えたい」と話した。