福井県発明協会主催の第33回県発明くふう展と第30回県未来の科学の夢絵画展(ともに福井新聞社後援)が10月21日、福井市の県産業会館で始まった。県内小中学生の感性光る入賞作品27点を紹介している。22日まで。
発明品を競うくふう展に23点、科学が発展した未来を描く夢絵画展に745点の応募があった。
くふう展で最高賞の知事賞に輝いた藤田真緒さん(円山小6年)は、ケースの底に板を重ねてすき間を作り、重くなった新聞紙の束を持ち上げなくても簡単にひもで結べるようにした。
夢絵画展の知事賞、福井大附属義務教育学校6年の児童は、太陽や地熱の熱エネルギーをキューブに取り込み、家電や自動車に利用することで地球温暖化を防ぐ未来を描いた。
11月5日から7日まで、同市のエルパで入賞作品を含む第1次審査通過作品約200点が展示される。