小松市の安宅住吉神社の神楽舞練習納めは30日、同神社で行われ、巫女(みこ)が新年のおはらいで奉納する舞の所作を入念に確認し、新春を迎える準備を整えた。
舞を担当するのは同神社職員の南優里さん(22)=能美市石子町=と村上亜瑚さん(20)=小松市梅田町=、公立小松大看護学科3年の野本千絢さん(21)=白山市長屋町=、金城大短大部ビジネス実務学科2年の源明琴子さん(19)=同市青葉台2丁目=の4人となる。
今月上旬から稽古を重ね、扇の扱いや足運びなどで息を合わせてきた。初めて舞を担う源明さんは「参拝者がいい1年になるよう願いを込めて舞いたい」と話した。
同神社は来年2月3日までの初詣期間中、約10万人の人出を見込み、神楽舞は参拝者の前で奉納する。元日は午前8時から午後4時まで1時間ごとにJR小松駅―神社間で無料バスを運行する。