県花総合センターの季節展示「お正月」が5日、砺波市高道の同センターで始まった。紅白のハボタンでえとの「寅(とら)」を表現し、愛らしい表情が訪れた人の目を楽しませている。24日まで。
15品種900鉢のハボタンを使い、縦4メートル、横12メートルの巨大な地上絵を浮かび上がらせた。寅を描いた絵馬の隣には「2022」の数字を添えた。
会場にはセンリョウやマンリョウといった縁起物の植物のほか、ウメやシクラメンをあしらった華やかなこけ玉約20点が並び、新春の雰囲気を演出している。
同センターの水木努主任は「展示を見てお正月気分を味わい、良い一年にしてほしい」と話している。