会員らの多彩な作品が並ぶ会場

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6部門に意欲作88点 砺波市美術協会会員展始まる

北日本新聞(2022年3月6日)

 砺波市文化祭の第18回市美術協会会員展が5日、市美術館で開幕した。日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門で、会員らの意欲作88点を紹介している。27日まで。

 宮崎悦郎会長ら会員80人と、昨年の市美術展の入賞者8人が1点ずつ出品した。

 前田淳さん(庄川町金屋)の洋画「初夏の水公園」は、青々とした木々と湖面を深みのある色合いで表現。中嶋博子さん(東開発)の日本画「秋明菊」は自宅の庭に咲いた純白の花を透明感のあるタッチで描き、小野美恵子さん(三島町)の「花いばら」は庄川の河原をイメージし、生い茂る植物やカマキリを緻密に表した。

 火渡り神事に参加する老婦人の穏やかな表情や、金沢21世紀美術館の球体オブジェを捉えた写真のほか、前衛的な書や漆芸、インスタレーション(空間芸術)など多彩な作品が並ぶ。

 観覧無料。北日本新聞社共催。

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