金沢市東山1丁目の浅野川で4日、こいのぼりを水中に流す「鯉(こい)流し」が行われ、色とりどりの約130本が川面を鮮やかに彩った。3年ぶりの開催となり、青空の下、大型連休で訪れた観光客や地域住民が風情を堪能した。
鯉流しは、住民から寄せられたこいのぼりを有効活用し、子どもの成長を願う恒例行事で、今回で20回目を迎えた。吹き流し約40本も水中を泳ぎ、通行人の関心を集めた。
割崎泰実行委員長(61)は「大型連休中のイベントとして、多くの子どもたちや観光客に見てもらいたい」と話した。