富山市八尾町松原のブルーベリー観光農園「ベリー・ベリー・ヤミー」(落合良幸代表)で大粒の実がなっている。紫に色づき出しており、今季の営業が始まる18日にはわせ品種が食べ頃になる見込みだ。
ベリー・ベリー・ヤミーは富山平野を一望できる高台で2015年に開園。脱サラして農家に転身した落合代表(50)が60アールに約50品種千本を栽培している。
昨年は大雪の影響で枝折れが多く、収穫量が例年の3分の1に落ち込んだ。今年は雪囲いを設置し、被害はほとんどなかった。9日現在、わせの15品種ほどの実が色づき始めている。
営業は8月中旬まで。予約制でブルーベリーの摘み取り体験を行うほか、市内の菓子店と共同開発した焼き菓子や、農園で採取したハチミツを新たに売り出す。落合代表は「今年は豊作。多くの人に甘い味わいを楽しんでもらいたい」と話す。
金曜定休。問い合わせは落合代表、090(3513)8764。