高岡市戸出地区の夏の風物詩「第57回戸出七夕まつり」が3日、地区中心部で始まった。新型コロナウイルスの影響で2020年から2年連続で中止しており、開催は3年ぶり。吹き流しやちょうちんなどで飾られた約500本の七夕が町を彩り、大勢の家族連れらでにぎわった。7日まで。
メイン通りや道沿いに自治会や各家庭で制作した七夕が並んだ。雨が降る時間もあったが、訪れた人は七夕をじっくりと眺めたり、写真に収めたりして久しぶりのまつりを満喫した。戸出コミュニティセンターで、戸出中学校吹奏楽部の演奏や子どものダンスグループの発表もあった。
砺波市から両親と訪れた大江結衣ちゃん(4)は「浴衣を着て七夕を見られてよかった」と話していた。
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