射水市小杉地域の下条川周辺に高さ8メートルの天然巨木を使った県内初の屋外型シンボルツリー(クリスマスツリー)を設置するプロジェクトで、地元の浦山学園などの学生ら約40人が3日、飾り付けをした。学生は「20日からのライトアップが楽しみ」と新たな記念撮影スポットの誕生を心待ちにしている。
プロジェクトは小杉まちづくり協議会(永森直人会長)が中心となって企画。学生が多い地区で若者を呼び込める新たな魅力を創出する。
天然巨木は長野県から調達したモミの木で、下条川ポケットパークに1日に運び込まれた。浦山学園や県立大、富山大の学生や同協議会メンバーらが多数の球状のオーナメント(装飾)をワイヤーで結び付け、5千球のLED(発光ダイオード)の設置を進めた。
20日のイルミネーション事業「ツゥインクルナイトin射水」開始に合わせて点灯式を行い、来年2月15日までライトアップする。
富山大3年、高木優奈さんは「いみず学生委員として参加し、オーナメントを取り付けた。ライトアップが今から楽しみ」と話した。