転んでも転んでも起き上がって―。南佐久郡南牧村は12日、フクロウ生息地である村を象徴するマスコットキャラクター「みな福」をかたどった「みな福だるま」を南牧南小学校の児童71人にプレゼントした。新型コロナウイルス流行が長引く中、子どもの健康と幸せを願って保育園児と小中学生約300人に贈る。
群馬県高崎市のだるま店が作り、高さ9センチ。12日は着ぐるみのみな福も立ち会い、6年生に手渡した。白色で、村産業建設課係長吉沢聡子さん(40)は「皆さんがそれぞれ願い事を込めながら絵付けしてください」と呼びかけた。
6年のトゥリャスまりあむさん(11)は「みんなが幸福になるようにと付けられた名前。みな福のように自分も幸せにみんなを幸せにできるよう頑張りたい」と感謝した。