ギフチョウの生態を紹介したロビー展が、富山市科学博物館(同市西中野町)で開かれている。21日まで。
ギフチョウは日本固有の種類で県内にも生息している。一方で、近年は個体数の減少が危惧されている。展示ではギフチョウに加え、ヒメギフチョウやシナギフチョウなど計4種類をパネルと標本で説明。標本は約120点あり、羽の模様や体の大きさなど違いを見比べることができる。
学芸員の岩田朋文さん(30)は「展示を通じて地球上でかけがえのない自然が富山にあることを感じてほしい」と話している。