JR上諏訪駅に着き、諏訪市公認キャラクター「諏訪姫」の着ぐるみと記念撮影する観光客

JR上諏訪駅に着き、諏訪市公認キャラクター「諏訪姫」の着ぐるみと記念撮影する観光客

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夏の諏訪へようこそ 信州DC、盛大に開幕イベント

信濃毎日新聞(2017年7月4日)

 7〜9月に県内で展開される大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」が開幕した1日、JR上諏訪駅でも盛大なセレモニーが行われ、観光客を歓迎した。下諏訪町木遣(きやり)保存会は木やり唄(うた)の調子で「やー、デスティネーションキャンペーンのー、ご盛会をー、お願いだー」と声を張り上げた。

 観光関係者らが特急の到着を出迎えた。県のPRキャラクター「アルクマ」も駆け付け、諏訪市公認キャラクター「諏訪姫」と共に記念撮影に応じた。地酒や諏訪地方特産のセロリの振る舞いもあった。

 JRは同日、新宿―南木曽駅間で臨時列車「木曽あずさ号」を運行。岡谷駅と塩尻駅の間は、普段特急列車が走らない辰野駅(辰野町)回りで運行した。

 一方、茅野市観光協会は信州DCに合わせ、3日に路線バス「麦草峠線」の平日運行を始めた。JR茅野駅と、佐久穂町・小海町境の白駒池付近の駐車場を結ぶ1日3便。泊まりがけで訪れた千葉県柏市の会社員、明(あかり)裕美さん(46)は「平日運行があると便利」と話してバスに乗り込んだ。

 JRも日本画家、故東山魁夷さんの代表作「緑響く」の舞台となった御射鹿池(茅野市)と白駒池を巡る上諏訪駅発の観光周遊バスを予約制で用意している。同駅の本藤滋保駅長(55)は「駅から2次交通を活用し、さまざまな観光地に足を延ばしてほしい」と話していた。

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