ラストラン前の「いろどり号」を撮影する鉄道ファンら=長野市のJR長野駅

ラストラン前の「いろどり号」を撮影する鉄道ファンら=長野市のJR長野駅

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ありがとう「フリーザ電車」 イベント用列車「いろどり」最終運行

信濃毎日新聞(2017年10月1日)

 2007年に運行を始めたJR東日本のイベント用列車「いどろり(彩)」が30日、「ありがとう!いろどり号」と題した旅行プランでの運行を最後に引退した。この日は長野駅や松本駅を発着し、県内各地を巡る2コースを運行。各コースの定員は120人だったが、チケットは即日完売の人気ぶりだった。

 旧国鉄が特急に採用していた485系の車両を改良。6両編成で簡易コンパートメントなどを備えた。車体カラーやヘッドライトの形が、人気アニメ「ドラゴンボール」のキャラクターに似ていることから、ファンの間で「フリーザ電車」とも呼ばれてきた。

 長野市の長野駅では、駆け付けた鉄道ファンら約140人が出発する列車を見守った。新潟県上越市の男子高校生(16)は小学生のころから鉄道ファンといい、「走り始めた時、これが最後と思うと自然と涙があふれた」。JR東日本長野支社営業部の小堀明夫部長(52)は「似せて作ったわけではないと思うが、愛称で親しんでもらえたことはうれしい」と話していた。

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